創部55周年記念コンサート&パーティの開催

2015年度の出来事

2015年9月26日(土)

法政大学・市ヶ谷キャンパス
(コンサート会場)
富士見坂校舎地下1階ステラビアホール
(パーティー会場)
ボアソナードタワー25階スタッフクラブ

ご挨拶

折居興二(後援会会長)

1960年、東京六大学舞踏選手権大会と、全日本大学舞踏選手権大会への単独出演が、ニューオレのメジャーデビューでした。全国からのダンス関係、音楽関係に大好評を得て、その後はダンスパーティーや企業のイベント等への出演で、大忙しとなりました。
 1971年からは、山木幸三郎先生のご指導を仰ぎ、本格的なジャズバンドとして、今日に至っております。
 この度、40数年に亘り、ニューオレの育成にご尽力いただいている山木先生のご功績を顕彰すること、また毎年ニューオレの伝統を受け継いで懸命に部活動を続けている現役生を支援することを目的として「後援会」が発足されました。
 全OB・OG各位には、少しでも多くの支援を賜りたく、お願い申し上げます。

坂上 学(部長)

 法政大学ニューオレンヂスウィングオーケストラ創部55周年おめでとうございます。また、本日の創部55周年記念パーティー&コンサートにお越しいただきまして、ありがとうございます。
 今年のニューオレは、昨年に引き続き山野ビッグバンドジャズコンテストにおきまして、2年連続で入賞を果たしました。もちろん現役部員達の日々の努力によるものですが、普段の練習や合宿に来て色々とアドバイスをしていただいているOB・OGの方々、そしてなによりもニューオレを44年の長きにわたって指導をしていただいている山木幸三郎先生のご指導があったからこそではないかと思っています。あらためまして、ここに感謝申し上げる次第です。
 ニューオレは山木先生のアレンジ曲の膨大なコレクションを持っています。本日はその中から、懐かしい名曲を何曲か演奏いたしますので、ぜひ楽しんでください。

猪谷瑠輝(バンドマスター)

 この度、ニューオレンヂスウィングオーケストラが、創部55周年を迎えましたこと、誠におめでとうございます。この日を迎えることができたのは、創立時の諸先輩をはじめとする多くのOB・OGの皆様の並々ならぬ御尽力の賜と感謝申し上げます。
 また40年以上のお付き合いをさせていただいております山木幸三郎先生からは、時には厳しく、時には鋭く、ですが愛ある喝をいただき、今後ともご指導をいただけましたら、ありがたき幸せでございます。
 今後もメンバー一同、いっそうの努力をしていく所存でございますので、皆様の変わらぬご支援やご協力をいただけますようにお願い申し上げます。
 本日は皆様に楽しんでいただけるステージにいたしますので、最後までお楽しみください。

山木幸三郎先生のご紹介

 日本を代表するビッグバンド「宮間利之&ニューハード」のギタリストとして活躍するかたわら、作・編曲にも精力的にとりくみ多くの作品を書いた。数多くのレコーディングの中には、各種の賞を獲得したものも多く、日本のビッグバンドを国際水準にまで引き上げた功労者である。特にニューハードでは、新感覚でパワフルなニューハードサウンドを作り上げ、日本のみならず本場アメリカにも多くの「山木ファン」を持っている。

(略歴)
1931年 4月18日 東京に生まれる
1951年 コンボ「グレーシー5」結成
1953年 「宮間利之とニューハードオーケストラ」入団
1969年 「パースペクティブ」スイングジャーナル特別企画賞受賞
1969年 「タユチカタ」フランス放送コンクール金賞
1970年 第25回芸術祭優秀賞
1978年 「オーケストレーン」スイングジャーナル特別企画賞受賞
2001年 日本芸術祭優秀賞

William Silkのご紹介

 アイルランドに生まれ、イギリスで育ち、バーミンガム大学で音楽と英文学を専攻。
 若き日のフランク・シナトラを思い起こさせる美声と、生まれながらエンターティナーを思わせる酒脱でユーモアたっぷりのトーク(日本語)で、聴衆を魅了し続ける実力派ジャズ歌手。近年はビッグバンドとの共演も精力的に行っている。
 「古き良き時代のジャズ音楽を現代版にアレンジ・リメイクし、若い世代にもムーヴメントを巻き起こしたい」ということに主眼を置き、現在は東京都内の有名ジャズクラブ、コンサート、ホテルディナーショー、他各種イベント出演と多忙を極める男性ジャズボーカリストの稀少逸材である。

William Silk(ウィリアム・シルク)
公式ホームページ http://www.williamsilk.com/

第1部(コンサート)プログラム

    13:00~14:40

    第1部
    (レギュラーバンド)
    1. Do It!
    2. Alison’s Tune
    (ジュニアバンド)
    3. High Maintenance
    4. Nutville
    (レギュラーバンド)
    Billy Strayhorn生誕100周年特集
    5. Take The “A” Train (編曲:山木幸三郎)
    6. Satin Doll (編曲:山木幸三郎)

    第2部
    Frank Sinatra生誕100周年特集
    (レギュラーバンド)
    スペシャルゲスト: William Silk (Vo)
    1. I’ve Got You Under My Skin
    2. I Get A Kick Out Of You
    3. That’s Life
    4. The Lady Is A Tramp

    第3部
    (レギュラーバンド)
    1. Sweet Heart Blues (作・編曲:山木幸三郎)
    2. NOSO Forever (作・編曲:山木幸三郎)

第2部(パーティー)プログラム

    15:00~17:30

    1. 開会の辞
    2. 後援会長ご挨拶
    3. 乾杯
    (歓談)
    4. 閉会の辞

NOSOの歩み

  • 1960年8月、法大ダンス研究会ダンス部に在籍していた、折居興二、工藤隆慶、佐藤修らが、ダンスの学生チャンピオンだった同会の吉野一省キャプテン等から、ダンスバンド創部の要請を受け、熊谷広治(1期バンドマスター)をはじめジャズ好きの学生を集めニューオレが結成された。
  • 1971年、全日本ライトミュージックコンテスト東京都大会に出場するのにオリジナルの楽曲が必要となったため、当時のバンマス伊藤梅男がコンマス鈴木秀明と相談の上、「フジランド」のピンクの公衆電話から山木幸三郎先生に電話し、後日一升瓶を下げて先生宅を訪問したのをきっかけに、以来44年間お付き合いいただくことになる。
  • 1974年、山野ビッグバンドジャズコンテストで「至上の愛」を演奏し、優秀賞ほか4部門で受賞する。その後同コンテストにおいて、1976年に敢闘賞、1978年に敢闘賞(この時のメンバーで、LP『ハイアー・グラウンド』を録音、リリースされた)、1981年に優秀ソリスト賞(太田延幸)、1986年にTBSラジオ賞、1987年にTBSラジオ賞および優秀ソリスト賞(石川智登)、1993年にTBSラジオ賞、2012年に審査員賞、2014年に審査員賞、2015年に奨励賞を受賞。
  • 2002年、Special Thanks to Mr. K. Yamaki Jazz Concert を、松下通信工業(株)カウント・セイノウ・オーケストラとともに開催。
  • 2010年、Stellar Jamでグランプリを受賞。2011年、Stellar Jamでグランプリおよびソリスト賞(古屋久美子)を受賞、また2014年太田市大学ジャズフェスティバルでは準優勝および優秀ソリスト賞(東城賢人)を受賞。
  • 2015年、創部55周年を迎える。

フォトアルバム

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